はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

Yちゃんの夏休み

ついこの前やってきたジンベエザメ

19日、息子の子どもYちゃん(3才)が一人で、
じいじばあばのうちにやってきた。
家に行く前に、車を海沿いに走らせ海遊館へ。
もう最初の水槽のトンネルから、目をパチクリさせて、
魚たちに吸いこまれるように見入っては大きな声を上げる。
巨体を水槽にへばりつけ、たちあがって白い腹をこちらに向けるオオサンショウウオ
なんやこれ〜!!
から始まって、えんえんと続く珍しくおもしろい魚たちに、
わたしもオットクンも、Yちゃんの眼になってしまって、
もう興奮のるつぼに入ってしまった。
大水槽のイワシの群れの舞い、お付きの魚たちを連れ従えたジンベエザメ、大きなエイがYちゃんの真ん前をユラーリと通り過ぎていく。わあ〜!!
書いていたらきりがない・・・。

Yちゃんのちっちゃな異変は次の日の昼すぎ、
あれ、少し熱があるんじゃない?
楽しみにしていた虫とりは雨も降って断念。
おとなしくして、
息子が持たせてくれたDVD「崖の上のポニョ」を観る。
こんなに小さいのに、ぐいと引きつけられて、
ちゃんとストーリーを追ってるんだね、すごい!
オットクンのほうが途中でぐーぐーと寝てしまった。
なんとかその日は熱が下がって元気になってたのに、
次の朝は高熱!がでて、びびってしまった。
やんちゃなYちゃんが、赤い顔をしておでこに冷えぴたを貼って、
寝入っている。
わたしはその日、姉たちと約束をしていた母のお墓参りを
バスに乗る直前にとりやめて、家に引き返し、
Yちゃんのそばにいた。
(オットクンは行ってくればいいよと言ってくれたが)
・・・
息子がまだYちゃんくらい小さい時、
仕事をしていたわたしが職場を休めなくて、
熱がでている息子を田舎の両親にあずけて、
後ろ髪をひかれながら出かけた・・
そんな思い出がよみがえって、
母の命日のその日、
母や父の気持ちがひりひりと目がしらに上がってきて、
泣けてきた。
Yちゃんは不思議に午後、ぐんぐん熱が下がり、
あっというまに恢復していった!


次の日は念願の昆虫デーになった!
元気まんまんのYちゃんは朝からのりにのっている。
有馬富士公園にはカブトムシ、くわがた、ザリガニ、ドンコ・・・
いきなりニイニイゼミをじいじがつかまえるわ、
おおきなくわがたの背中に乗るわ、
網でバッタはつかまえるわと
初体験ずくしの日となった。
3泊4日のYちゃんの旅は
わたしの中に、わくわくした気持ちを呼び起こし、
疲労といっしょにここちよい満足感を残した。