「英語で読む村上春樹」というラジオ番組で「バースデーガール」という短編作品を読んでいる。
始めは、あまりピッとこない作品だなぁと思いながら、今回で７回目、いよいよ物語の終わりに近づいてきた。
そして、昨夜遅く翻訳英語とオリジナルの日本語とが混じり合った文章を聴いていて、はっと気づいた。
わぁ、なぜかすごく励まされているって、突然わかった、
ような気がした。
「人間っていうのは、どこまでいっても自分以外にはなれないものだ」主人公の僕がいうと、彼女は笑う。
次週でてくるそのくだりも自分の頭の中で浮かび上がってきた。
そうだよなぁ。
わたしは何だか説明できないふくふくした？安堵のような？気持ちに包まれて眠った。
今朝、紙芝居の下絵の続きをいそいそと描き出している。
