はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

ガーベラのように

nojimoe2016-05-17

新同居人のシオリちゃんは、私の本棚のたくさんの本たちに興味をもったようだ。村上春樹作品がたくさんあるから読んでみたいと言ってた。短編をいくつか読んで、変わった本だとか言ってたと思ったら、つぎに「色彩をもたない多崎つくる・・・」の本をかかえてる。そして2日もかからずに
「全部読みました。不思議な本だったです。なんであんな設定をしたのかわからなかったです」
と本当に不思議そうにパチッと目を開いて言った。
可愛らしいなと思った。
二十歳の青春ってキラキラだなあ。
今日から大学に通うシオリちゃん。早起きして濃いグレーのTシャツに可愛いスカート、デカい黒のリュックを背負い
「朝ごはんを食べる前に髪を整えるべきだった。今日の学習!」
と、バタバタと玄関の階段を下りて行く。
後ろ姿がかわいいと思った。
オットクンの車に乗り込み、出発。


見送りして、ふと玄関先のガーベラを見た。寒さにやられてたからもう咲かないだろうとあきらめてたのに、
どんと花芽を出して来て、オレンジ色の元気な花を開いた。
私もガーベラのようでなくちゃね〜o(^▽^)o