はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

想像力の中で

「かえるくん、東京を・・・」の英語語学番組を聞いていて、
かえるくんが片桐に話した言葉にぐっときた。
「すべての激しい闘いは想像力の中でおこなわれました。それこそがぼくらの戦場です。ぼくらはそこで勝ち、そこで破れ去ります。もちろんぼくらは誰もが限りのある存在ですし、結局は破れ去ります。でもヘミングウェイが看破したように、ぼくらの人生は勝ち方によってではなく、その破れ去り方によって最終的な価値を定められるのです・・・」

昨日よみおえた「想像ラジオ」という小説もおなじことを投げかけていたのだと思った。

図書館に次回読み聞かせ活動用の絵本をさがしにいった。
おもしろい本を見つけてうれしかった。
写真絵本「こぶたのおでかけ」(杉田徹)
「あな(谷川俊太郎作・和田誠絵」
こぶたの方は、野に放たれたこぶたたちの命がほとばしる姿が
こちらのこころをバッチリつかんでしまう。
あなの本は、一人の男の子が地面にあなを掘り続けて行くうちに、
なんだか自分っていうものにであっていくような
ちょっと哲学的な展開。

とにかくおもしろいです。