何年ぶりかな？
息子夫婦に所用があって、
わたしたち二人が息子の２才半のちいちゃい子をあずかることになった。
動物園に行くことにした。
動物園に電車で向かう。
ちいちゃい子は、電車に乗っている同じちいちゃな子どもに自然に目が行くんだな。
赤ちゃんを見てはにこっとして、
泣いてダダこねをしている子をじっと見つめてたり。
ときどき向かいの席に座っているわたしを見て、
にこっと表情をくずす。
動物園は好きだ。
ぞうさんはさとうきび？の茎を鼻でがしっと折ってむしゃむしゃと真ん中から食べて行く。
ずっと見とれていると、小屋に戻る時間が来たのか？食べ残した２・３メートルほどのキビの数本の茎を鼻で上手に束ねて、散らばっているのもちゃんととりに行って、鼻で真ん中辺をきゅっと持ち、小屋に食料を持ち帰っていった。
あのバランス感覚と微妙な鼻調節が全くすごい。歓声をあげて大騒ぎしたのはちいちゃい子とわたしだ。
まだ３カ月しかたっていない赤ちゃんシマウマがパパとママに守られて、草を食み、トットコ走ったり、ママに首を寄せたりしていた。家族でいる動物は幸せそうに見える。
かなしそうな動物もいっぱいいた。
動物園は楽しいけれど、同じくらいかなしくなるね。
