はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

柿もぎ愉し〜

nojimoe2016-10-31

ふるさとの田舎に行った。
オットクンは兄と庭木の剪定、私とお義姉さんはその後始末。
小さい頃の前栽掃除を思い出しながら愉しい時間。


終わりかけた頃、裏の畑の端にある富有柿がほしくなった。
「ねぇ、柿少しもらっていい?」
「霜がおりてから柿をとったほうが美味しいっていうけどね」
歯がなかったお祖母ちゃんのために、兄が植えた柿の木。
見上げるほど大きくなってたくさん柿が実ってる。
うぅ、なんていい景色!
「これでも今年は少ないんだよ」
「お祖母ちゃんのかわりにたくさん食べて。いいのをとりよ」
と兄が笑いながら言ってくれる。
兄が柿とり用に、端に鋏のついた剪定棒をかしてくれた。
青空のもと、長い棒で熟れた赤の濃い柿をさがす、パキッ!
体中を包むのは、こみあげるなつかしい何かだ。