三田の「歴史ガイド」として、町歩きの案内をしてくれるのは、私と同じ「読み聞かせグループ」にも所属しているHさん。
先日Hさんの案内で、暑い中グループの人たち5人で、三田の歴史をたどる町歩きを楽しんだ。
今武庫川にたくさん架かる橋も江戸時代はこの一本だけだった。この道を参勤交代が行き交った。この坂道で、年貢米の荷車を引く牛たちが藩の倉の前に順番待ちでたくさんの糞をおとした。幕末期に蘭学を学んでビールやマッチを作り出した三田のスーパースターはここ足軽町に住んでいた。一段高い屋敷町には上級武士が住んでいた。この教会には新島襄もやってきた。この元家老の屋敷は過渡期の擬洋風建築で和風に洋風が混じり二階にベランダがついている・・・
次々とHさんは流れるように案内の言葉を繰り出してくれた。
ずっと聞いて、一日中でも聞いて、昔のこの町のさまざまな姿を想像していたかった。半日はあっという間だった。
暑さには勝てなかったけど、また聞きたい。また昔を語るものにたくさん出会いたい。
Hさん、暑い中本当に感謝してます。ありがとう！！
お礼はみんなといっしょの牛すじカレーだけでした。
