はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

めずらしく自分の考えをみんなに言ってしまった日

新しく所属した会「読み聞かせぐるーぷ」のミーティング、
一人のメンバーが、ある絵本作家を一人とりあげて、その人の作品をくわしく紹介するという発表があった。
かがくいと言う人の書いた「だるまさんが」というたわいない本である。
わたしはその絵本がどうも好きではない。
絵が、すじがきが、こどもに媚をうっているようにみえて、
楽しくなれない。
ほかにその人の書いた何冊かの本を紹介してもらったけれど、
読んでいくたびに自分の中に拒否的な思いが強くなっていく。
ふしぎだけど。

わたしはこのグループでは新米なのに、
「この絵本は何か閉じている、言葉は違うかもしれないが自分をとじていて、
大きな世界に出ていかれないような、自閉性のようなものをふくんでいるかんじがする。」
と、そういった。
この絵本が好きで発表してくれた人は、新米のわたしにわけのわからない意見を言われて、
いやだったことだろう。
自分の感覚は正直に言わないとしょうがない。
みんなにも自分の感じ方をフランクにはなしてほしい。
絵本について自分とは捉え方の違う人に出会って、
自分をきたえていきたいし。


でもわたしが意見を言うと、そのミーティングの席の空気がかわったようだ。
新米のわたしは浮いていた。
他の人の率直な感じ方考え方をもっとフリーな感じで話せるようになったら
より絵本の世界を探検するのも楽しくなると思う。

ちょっと空気をこわしちゃったけれど、それはそれでしょうがない。