はらっぱ日記

里山・はらっぱ育ちのもーちゃんです

じっくりと本を

nojimoe2016-09-06

一度読んだ本をまた読み返してみるっていうのはおもしろいね。また読んでみると、前とは違ったことを感じるのがとても新鮮。
今は「海辺のカフカ」を再読していて、
(あれっそんなこと気づかなかったよ、そういうことかぁ!)
って思い、じわっとその感覚に浸っている。
これが読書の喜び。
この前の読書会は課題本が「おごそかな渇き」という周五郎さんの最後の本だった。私は彼の本にまったく馴染みがなかったし、読んでみてあまり感想らしいものがなかった。でもチューターをしてくれるメンバーに感想はありませんって正直に言うのもちょっとなぁ?と
気を取り直しもう一度読んでみることにした。そしてびっくりした。一度読んだ時に読みとばしてたことや、気づかなかった人と人の関係や、周五郎さんの思いをさまざまに感じることができた。
読書会で他のメンバーの感想を聞いて気づいたこと気づかされたこともあった。
再読したくなる本に出逢うって嬉しいこと。
そして再読する機会を提供してくれる読書会を持っているって嬉しいことだ。

今日はオットクンがお出かけ。海辺のカフカをじっくり読み、鏡の前で明日の「絵本の読み聞かせ」の練習をした。
暑い暑い。鉢植えのみかんが光っている。



〈写真・・・鉢植えみかん、お日様浴びて元気 24個も生ってる♪〉